「ガールズちゃんねる」略してがるちゃんは、女子の好きな話題で毎日おしゃべり♪をコンセプトにしたサイトです。
女子が好きそうなカテゴリに分かれて、さまざまなスレッドが立てられてやり取りが繰り広げられています。
「女子って噂話が好きだよね～」って印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、もしかして、女子って嘘松投稿が好きなんじゃないかと思い、覗いてみました。
結論としては、覗かなきゃよかったかもしれないと後悔の念を抱きました。
顔と名前がわからず、個人が特定されえない状況での女子のやり取りって((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
怖いもの見たさになるかもしれませんが、せっかく覗いてしまったのでまとめてみます。
嘘松を語ろう
2022年10月に立てられた「噓松を語ろう」は、あっという間にコメントが積み重ねられ、たった4日間で608コメントを積み上げる結果となりました。
4件目のコメントで、すでに「ガルちゃんてほとんど嘘松やろ」と書かれる始末です。
嘘松のことを良く知らない人も交じって、コメントが積み上げられていきます。
自分たちが読んだ、いかにも嘘松という投稿を取り上げて、現実とのギャップに盛り上がります。
嘘を楽しむ人たちが見られる中、少しずつ誹謗中傷的なコメントも増えていきます。
「嘘松｣っぽい文章を考えるトピ
こちらは、すでにpart 8まで立ち上がっているスレッドです。
「嘘松」っぽい文章をこれだけたくさん積み上げてきた結果、Twitterよりもガルちゃんの方が酷いんじゃないかと言うコメントをする人も現れるほど。
書いているのも読んでいるのも女性ということで、他の環境とは違う何かが働くのだろうか。
勝手なイメージだが、アニメや映画で嘘をついて異性の目をひこうとするキャラクターは、女性が多いような気がするが、女性の方が男性よりも自己承認欲求が高いのだろうか？
なぜ嘘松はなくならないのか
驚くほどたくさんコメントがついていたのが「なぜ嘘松はなくならないのか」です。
なぜ女性が（もしかしたらネカマのように、女性の振りをした男性がいるかもしれないが）嘘を投稿したがるのか、議論が繰り広げられています。
「目立ちたいんでしょ」「かまってほしいんでしょ」「リアルで相手にしてもらえないからよ」などの言葉が並びます。
匿名掲示板で嘘を書いても、誰にも正体はばれないので自分は傷つかない。
それでも、もしかしたら投稿の内容に称賛してもらえるかもしれない。
そんな虚栄心から投稿しているんじゃないかとの分析が進みます。
女性同士だというのに、相手のことを慮らずに、むしろ貶すような投稿が続くのに恐ろしさすら感じました。
ガルちゃんという閉じた世界特有なのか？
女性は集団行動が好きなのだと思う。
ママ友や、○○友と言って、集団を形成して安全空間を作り、その中で好き勝手な話をする傾向が高いと感じている。
ガルちゃんは、そういう集団を形成ししやすい環境になってしまっているのではないだろうか。
カテゴリに分かれて、同じものが好きな人が集まるような場所。
自分の意見にそぐわない人がいれば、出ていくまで攻撃してしまう。
もししたら、そういう女性の攻撃性が現れてしまいやすい環境なのかもしれない。
あんなかわいい顔して、裏ではそんな投稿するんだなんて想像をしていしまうと、女の子って怖いって思ってしまうのは私だけだろうか。
ガルちゃんという閉じた世界では、その傾向がさらに拡大し、コメントでも攻撃性の強い投稿になってしまうのではないかと推察する。
背景にある問題とは？
この方が投稿しているように、女性が女性を攻撃してしまうことがあるようだ。
もちろん、女性に限った話ではなく男性も心無い言葉を投げかけることもあるだろう。
母として妻として、娘として、さまざまな役割を必死でこなしている女性には余裕が少なくなっているのかもしれない。
だから、ちょっと甘えたようなことをつぶやく人を見ると「甘えるな！」と思わず強い表現になるのかもしれない。
嘘をついて自分を偽って、称賛を浴びようとしている人を見ると、虫唾が走って貶したくもなるのだろう。
ちょっと濁して投稿しようという軽い気持ちが、余裕のない女性に見つかり、獲物のように炎上させられることになるのかもしれない。
まとめ
新型コロナウィルスによる影響が薄くなったとはいえ、私たちの生活の周りは決して余裕がある状況ではない。
物価があがったり、税金があげられるかもしれないなど、未来を考えるとうんざりする人もいるだろう。
少しの嘘で、そのうっぷんを晴らそうとする人もいるし、その嘘を追求することでうっぷんを晴らそうとする人もいる。
ガルちゃんの投稿はまだまだ軽いものかもしれないが、余裕のない社会において闇はもっと深いようにも感じる。
嘘松を書く人が悪いんじゃないし、それを罵詈雑言で貶す人が悪いわけではない。
余裕のない社会が悪いのだと自分に言い聞かせて、ガルちゃんのサイトを静かに閉じるのでした。
